「まちの生態系を紡ぐ」ということ
今回のロゴデザインには、セットが大切にしている「2つの生態系」をモチーフにしています。
ひとつは、風・土・植物・微生物など、その土地に本来備わっている自然本来の生態系。
もうひとつは、地域コミュニティや暮らし、人とひととのつながりから生まれる生態系。
「集約」と「広がり」・「光」と「風」を表す
2種のラインが中央へ集まり、ひとつの円(縁)となっていく。
それは、地域の自然と人の営みが共存しながら未来へと受け継がれていく様子を表しています。
そして外へ広がるラインには、セットに関わってくださるお客様(現在のお客様、そして未来のお客様)、地域社会の方々(事業活動を通してかかわりのある地域・行政・自治会の皆様)、お取引様(金融機関・サプライヤー・ビジネスパートナーの皆様)、同業他社様、そして従業員とその家族。
さまざまなつながりが、幸福の輪として広がり続けていく願いを込めました。
なぜ今、ロゴを変えたのか
私たちはこれまで、湘南・鎌倉エリアを中心に、地域の風景や記憶を継承する住まいづくりを行ってきました。
長い年月の中で育まれてきた風景。
そこに流れてきた時間や空気感、文脈を受け継ぎながら人々の中に残り続ける原風景。
それらは、単なる「景観」ではなく、その土地で生きる人の記憶そのものだと思っています。
この土地に息づいてきたものを、未来へどう受け継いでいくのか。
家づくりとは、本来その責任を伴う仕事なのではないか。
そう考えながら、私たちは建物をつくってきました。
今回のロゴ刷新は、こうした事業や取り組みを、より一貫したブランドとして社会へ発信していくためのリブランディングの一環として実施するものです。
「くげぬまセットホール」という新しい接点
そして今回のこのタイミングで、セットは鵠沼市民センターホールのネーミングライツパートナーとなりました。
くげぬまセットホール入口
記憶と再生。
~このまちの風景を未来へつないでいくために~
私たちが行う家づくりの責任とは、
地域の歴史や景観、人々の記憶を受け継ぎ、
土地の文脈を未来へつないでいくことだと考えています。
長い年月の中で育まれてきた風景は、時間の蓄積そのもの。
それは、人々の心の中にある原風景を形づくる大切な価値でもあります。
海、土、緑、風。
ここ鵠沼には、その原風景が今も息づいています。
このホールで生まれる出会いや活動が、
人と人、地域と企業をゆるやかにつなぎ、
その記憶が、また未来の風景として再生されていきますように。
「くげぬまセットホール」という名前が、このまちの未来を紡ぐ記憶の一部となることを願っています。
先日、この場所にまつわるある思い出話を耳にしました。
「小さい頃、夏には祖父や従弟と虫取りに来ていたんです。この桜の木には思い入れがあって。」
きっと、そういう人は少なくないのだと思います。
小さい頃の記憶の中には、特定の場所や風景が残っている。
春になると咲く桜。木漏れ日。潮の香り。海からの帰り道の景色。
そういう何気ない風景が、ふとした瞬間に心の琴線にふれる「懐かしさ」になっている。
私たちは、そうした地域の記憶を、できる限り守っていきたいと思っています。このまちに昔からある風景や空気感を、未来にもつないでいけるように。
変わることと、変わらないこと
会社も、まちも、時代も変わっていきます。
セットも、ここ数年で大きく変化してきました。
新しい挑戦。
新しい仲間。
新しい取り組み。
けれど、その中でも変わらずに持ち続けたいものがある。
土地の文脈を未来へつなぐこと。
自然の循環と調和を再生すること。
社会に持続的な豊かさと正の循環をもたらすこと。
これを機に、もっと地域のみなさまとともに。
セットはこれからも、まちの未来を託される存在を目指して歩んでいきます。




