ISSUE.02 家 づ く り
暮らす人のことを
考え抜いた家をつくること。
それは画一的な建売を超えた
品質を追及することです。
自然素材をつかい、
経年変化を楽しめること。
また快適な暮らしを実現する工夫を、
細部にまで取り入れた設計を
することもそのひとつです。
さらに環境と建物を調和させ、
自然の心地よさを引き出すことも
欠かせない要素になります。
セットの家が
自然体で過ごす生き方を実現します。
暮らしやすい間取りの取り組み
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家族が一番長く過ごすリビングを
日当たりの良い場所に配置するその土地の環境や周辺環境を読み解くことで、その場所に最適な住宅を設計していきます。中でも、家族が集まるリビングは暖かい光が差し込む一番日当たりの良い場所を提供します。
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風の通り道、採光、周辺環境、
プライバシーに配慮した窓の計画土地の卓越風を配慮したり、原理にもとづいた温度差換気を意識し、周辺環境と取り入れるような窓を考えます。また隣地のご家庭の窓との視線が合わないようにバランスをとりながら計画しています。
心地よい温熱環境への取り組み
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太陽の力をうまく活かす
パッシブデザインの家冬は太陽の光を取り入れて室内を暖め、夏は軒や庇で日射を遮断することで、自然の力を上手に活かし夏は涼しく冬は暖かい快適でエネルギー消費量の少ない家になるよう計画しております。
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建物の隙間を減らし、
温かさや涼しさを逃がさない住宅には見えない隙間があります、それは設計図書や計算では分かりません。セットの建物は全棟気密測定を行い、建物の隙間を測る事で、家の中の快適な空気が外に逃げないよう、気密性の高い住宅を実現しております。
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方位で窓の性能を変えることで
家中心地よい環境をつくる日光を取り入れたい南面には日射取得型、その他は室内温度を逃がさない日射遮蔽型の窓を計画。さらに、風の通り道を考え建物の上部に排熱窓を取付けるなど、建物の方位により窓の性能、大きさや位置を変えることで、家中心地よい環境をつくります。
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2重屋根で熱の進入を防ぐ
屋根は家の中で一番熱にさらされている部分、その屋根の下に熱を逃がす通気層を設けることで建物内への熱進入を減らし、夏場のオーバーヒート、冬場の壁内結露を防ぎます。
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セルロースファイバー断熱による
蓄熱効果蓄熱性能の高いセルロースファイバーを断熱材として使用することで、日中長時間日光があたっても、熱が室内に放射されるまで時間がかかる為、外気の影響を受けにくく快適に過ごすことができます。
耐震への取り組み
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全棟許容応力度計算を実施し、
安全性の検証を必ず行う許容応力度計算とは、建物の安全性を確認する構造計算の一種です。簡易計算とは違い建物にあらゆる加重が加わったときに、柱や梁など一つひとつの部材が耐えられるかどうかを検証します。
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予測できない地震から家族を守る
耐震等級3の性能耐震等級の中でも最高レベルの等級3を目標としています。等級3は消防や警察など防災の拠点となる建物の耐震性に匹敵する強度。予測できない地震から家族の生活を守ります。
その他の取り組み
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肌触りの気持ちいい
無垢の挽板を使用した床材フローリングには無垢材を使用しています。自然素材ならではの風合いと肌触り、素足での生活がやみつきに。そして、使い込むほどに色に深みが出てくる経年変化が楽しめることも魅力です。
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家族全員が毎日触れる
お水だからこそ安全でありたいお風呂・キッチン・洗面など家中の水をまるごと浄水することが可能です。お風呂独特のカルキ臭や塩素のピリピリ感が気にならず、お風呂上がりの肌触りがよくなります。
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天然素材100%の塗り壁
エコウォール天然素材100%の塗り壁です。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドも吸着するので、小さなお子様にも安心。さらに、調湿・消臭作用もあるので、一年中快適な空間を保つことができます。
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外気温から室内を守る
LOW-e ガラス家の暑さ寒さは窓からの割合が大半です。断熱性の高い窓を使用することで季節の影響を減らし、夏涼しく冬暖かい快適な住環境を実現します。
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シロアリに強く、住む人にやさしい
植物由来の天然防蟻剤を使用シロアリは気になるけれど、シロアリ薬剤を散布することも人体に影響がありそうで気になる。そんな不安を解消するために、植物の力をつかい人体に無害な方法でシロアリを寄せ付けません。
一つひとつ考えぬいた
先にある
普遍的な豊かさ
私たちは見た目や美しさに偏らず、その素材が、構造が、
デザインが、なぜ必要なのか常に向き合い、
その土地と人に最適な住宅を形つくりあげます。